さらばEmacs、こんにちはVim(白目)

皆さんはプログラムをやっているだろうか。

私は嗜む程度もやっていない。

たまに数十行のC言語のやつを書いて遊ぶくらいの中学生レベルのお遊びだ。

しかしながらエディタというものに関しては大変興味がある。

というかPCが好きなのでソフトウェア全般に興味がある。

そんなわけでさしてプログラムを書くわけでもないのに、コードを書く道具であるエディタはすごく気にするのだ。

こういうとりあえず形から入る人いるよね、自分のことだけど。

そんな形から入る私がいつも使ってるエディタはEmacsだ。

いや、Emacs「だった」。

(↑こういう書き方するとなんか文章書いてる人みたいだよね)

しかしこの度いよいよEmacsを目の敵にする悪の組織「Vim教」が使っているエディタ、Vimを使うことにした…。

 

そもそも私が正義の組織「Emacs教」に入信した経緯を説明しよう。

しがない高校生だった私暇人はある日面白いお知らせを見つけた。

なんとC言語を教えてくれる講義が近所の施設で開かれるというのだ。

C言語…かっこいいじゃないか…。

あのゲームもそのゲームもこのソフトもあのソフトもC言語で書かれているという…。

めちゃくちゃ興味がある…。

 

よし!講義を受けに行こう!

 

当時学校をサボり散らかし、挙句の果てに出席日数不足で単位を落としかけた私だが講義を受けに行くことにした。

しかし1人で行くのはあまりに心細い。

小心者で内弁慶(家族というより仲の良い友達相手だけど)なチンカス野郎暇人は友だちを誘うことにした。

というのも誘ったら興味を持ちそうな人間に心当たりがあった。

同じ部活の民であり、高校で私を助けてくれた恩人であり、大切な友人である。

 

ちょっと今適当な仮名を考えたんだけどよく考えたらこのブログはやつに監視されていた。

個人情報を出すのも可哀想だしどうしようか…。

彼はFF9だからそこから取って…取って…。

FF9やったことねえわ。

しょうがねえからFF9のFと9から仮名をつけて「ファッキュウ君」としよう。

後でクレームが来たら改名するかもしれない。

 

そんなファッキュウ君を誘うことにした。

そんなこんなで部活の時間、ファッキュウ君にこの話を持ちかけた。

「一緒にC言語の講義受けに行かんか?」

 

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こうして我々はC言語の講義を受けに行った。

 

 

まあ端的に言うとそこでLinuxについての知識とC言語を軽く身に着けた。

先生も良い人で色々教えてくれた。

そこで使っていたエディタがEmacsである。

まあ小鳥が最初に見た何かを親だと思うように、私のような純粋な阿呆は最初に見たエディタを親だと思ったわけである。

これが私がEmacs教に入ったきっかけである。

そんなこんなで講義も終わり我々は初歩的なC言語プログラミングを修めたのだ。

 

先程講義でLinuxについての知識を手に入れたと言ったが、C言語を習いに行った我々の興味はいつの日かLinuxに向いていた。

部活のPCにVirtualBoxを入れてはLinuxで遊び、挙げ句PC本体にLinuxを入れ始めた。

部活のPCを私物化し遊んでた我々だが、ある日ファッキュウ君が恐ろしいことを言い出したのだ。

 

Vim…良くね?」

 

信じられない。

昨日までEmacsを一緒に弄っていたのにいきなり邪教に堕ちているのである。

何を考えたらこんな悪魔的な思想になるのだろうか。

宗教とは怖いものである。

ちなみに我々は部活で散々宗教の話をして「怖いねぇ…」と言っている警戒心の高い民族であったので邪教に堕ちる人間が出るとは思っていなかった。

私は必死に説得した。

 

Emacsは機能が豊富だ!」

Emacsはブラウザにもメーラにもゲームソフトにもなる!」

EmacsGUIも兼ね備えている!CLIGUIどちらも1つのソフトで事足りるんだ!」

Emacsの操作はそれほど難しいものではないし初心者にも優しい!」

「俺は何もわからない頃に勝手に初期エディタとして居座ってたVimにファイルをめちゃくちゃにされたことだってあるんだぞ!(3敗)」

 

しかし彼は帰ってこなかった。

結局それぞれがそれぞれの選んだエディタで我々は遊ぶことにした。

部活のPCのシェルのエイリアスを弄って「Emacs」と打ったらVimが起動するようにされたり

Vim」と打ったらEmacsが起動するようにしたり

「Enter」を押したらT.M.Revolutionの曲が流れるようにしたり(これは後で後輩に文句を言われた、ごめ~んね)

結局我々は和解することなく卒業した。

 

それから数年立った2021年、私は未だEmacsを触っていた…。

まあ離れるわけないよね。

Vim布教してくる人もいないし、そもそも情報科じゃないしココ(今でも情報科に行かなかったことを後悔している)

しかし事件は突然起きるもの。

今年とった情報系の講義でそれは起こった。

 

先生「じゃあ、このアルゴリズムC言語で実装するのを見せますね。今エディタを起動するので待ってください。」

私「いまWindows起動してたわ、Emacs入れてねえからVSCode使お」(というか高校生の段階でVSCodeには私もファッキュウ君も軽く堕ちていた、あれすごいよね)

先生のPC「Macbookやで」

私「まあ情報寄りの研究してる先生だし、シェル使いやすいMacでもおかしくないか」

先生のPC「Emacsやで」

私「さすが1年のときから俺たちにEmacsを使うことを強要してきた先生や、やっぱりEmacsがNo.1!(白目)」

先生「じゃあコメント書きながらコード書いていくのでどう実装してるのか考えながら見ててくださいね」

先生のPC「日本語入力はSKKやで」

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なんだと…?

SKK…?

そんな…嘘だろ…?

 

SKKとは】

SKKとは日本語入力するためのソフトの1つだよ!

MS-IMEGoogle日本語入力ATOKの仲間だよ!

慣れたら死ぬほど使いやすいけど、SKK以外のソフトで日本語入力できなくなるよ!

言い換えるとSKKが載っていない大半のPC(自分のもの以外のPC)で日本語入力できなくなるよ!

高校生の時に2週間かけて慣れたけどSKKを載せていない(Linuxの入っていない部活のPC)での日本語入力ができなくて部活の仕事に支障が出たよ!

結局同じだけの時間をかけてSKKから脱出したよ!

普通の人生を送りたいなら絶対に触ってはいけないよ!

 

あの先生は…本物だ…。

大体EmacsをわざわざCLIで呼び出してるし…。

俺も…将来ああなるのか…?

使いやすい!効率がいい!と言ってあそこまで極端に世間からずれた環境に到達してしまうのか…?(個人の感想です)

大体GUI環境ではVSCode使ってる時点でもう半分敗北を認めているようなものなのだ。

VimGUIがない(まあGVimとかあるけど)けどEmacsはあるんだ!と言いつつGUI環境でEmacs使ってないし…。

それに比べてVimCLI環境だけで見れば明らかに他のソフトを凌駕している。

EmacsVimキチガイじみたショートカットだったりモードだったりでイカレポンチだけど、Emacsと違ってVimは慣れたら死ぬほど速く書けるし(Emacsは多分慣れてもVSCodeより遅い)

GUIVSCode使ってるなら)どうやったってEmacsからVimのほうが優れたエディタだ…。

俺はそれでも目をそらし続けてきたんだ…。

そう、宗教にハマっていたのは俺の方だったんだ…。

しかし目の前に飛び込んできた狂信の極地

 

UNIX+Emacs+SKK

 

これを見て目が覚めた…。

もうEmacsは終わりが近いソフトウェアなのかもしれない…。

Vimよりもコードを書く速度は遅く…Ctrlキーを多用するから左手小指が滅び…挙げ句GUI環境ではVSCodeに何をやっても勝てない…。

俺は…間違っていたんだな…。

 

今冷静になって文字にしてみるとなんでそのタイミングで目が覚めたかまるでわからんな。

なんでUNIX+Emacs+SKKを愛用してる先生を見ただけでEmacsに絶望したんだ。

確かに絶望的な環境だけど。

まあ絶望はしたのでいいだろう。

 

Emacsに絶望した私は講義が終わってからファッキュウ君に連絡をとった。

 

ファッキュウ君「どうした」

私「俺…Emacsやめるわ…」

ファッキュウ君「目覚めたか」

 

そうして私はファッキュウ君の指導の元、Vim教に入信した。

正確にはNeovimだが似たようなものだろう(VimとNeovimは軽く内乱を起こしているらしいが知らん)

Emacsを使ってる皆、諦めてVSCodeVimに染まろう。

VSCodeにはVimキーバインドをそのまま使えるプラグインもあるし楽しいよ。

 

そんな負け犬Emacs信者のお話でした…。

ごめんなさい…プログラミングを教えてくれた先生。

ごめんなさい…Emacs大好きな人。

ごめんなさい香苗ちゃん。

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